「歯の治療はあの“キュイーン”って音が苦手で……」
と順番を待っている間に聞こえる音だけでドキドキ、緊張してしまうという方も。
子どもの時からの記憶がそのまま続き、大人でも苦手な方は多そうです。
今回は、歯の治療でよく耳にする音と道具についてご紹介します。
音の正体を知るとちょっと気持ちが軽くなる…かも?
※効果は保証できません
![]() |
何か高くて痛そうな音
まず一番有名、というか嫌がられているだろう、歯を削るときの高い音、「キュイーン」という音。
これは「タービン」と呼ばれる器具の音です。
この道具は超高速で回転し、虫歯になった部分を精密に削るためのもの。
回転速度はなんと1分間に30万回以上というから驚きです。
一方で、低い音でゴトゴトするのは「エンジン」を使用している時です。
回転速度はタービンに劣りますが、力持ち。
虫歯で柔らかくなった象牙質をパワフルに削れます。
タービンもエンジンも、歯を削るときに口の中に入れるドリルの様な機械です。
ほかにも聞こえるあんな音
「シュゴー」 → お口の中の水や削ったかけらを吸い取るバキューム
「カチカチ」 → 噛み合わせを確認する紙でチェックする音
「ピッ、ピッ」 → 歯科医が助手と連携するときの電子音や測定器の音
どれもお口の中を清潔に保ったり、正確に治療を進めるための“働き者”たちです。
どうか毛嫌いせず「おっ頑張ってるな」と心の中でねぎらってやってください。
ほら、怖くない、怖くない…
![]() |
やっぱり苦手な方へ
とはいいつつ口の中に機械を入れること自体が非日常であり、そこから聞こえる音に「怖い」と感じてしまうのは当然のこと。
患者さん一人ひとりで痛みに対する感受性は異なりますので、遠慮せず気になることはぜひお気軽にスタッフへお伝えくださいね。
たつやデンタルクリニックは、リラックスして通えるクリニックを目指しています!
どうぞ安心してご来院ください。