たつやデンタルクリニック

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<コラム>お口を“乾燥”させないケアを

年末に向けて慌ただしくなっていく師走。
本格的に寒さが増し、空気の乾燥も気になり始める季節ですね。

ただ「冷えるから寒いね~」というだけで済ませてしまうと、思わぬお口のトラブルを招くことがあります。
今回は、「お口の乾燥&冷え対策」についてお話しします。

 

なぜこの時期、お口が乾く?

1. 冷たい空気や暖房による湿度低下
寒さで窓を閉め切ったり暖房を使ったり室内の湿度が下がると、唾液の蒸発も促され、口腔内が乾燥状態になりがちです。

2. 冬の水分補給がついおろそかに
「寒くてあまり飲まない」「暖かい飲み物ばかり」など、水分量が減ることで唾液の分泌量が落ち、口の中が細菌にとって活動しやすい環境に。

. 年末年始の生活リズム·食習慣の変化
クリスマス、忘年会、お正月美味しいものが増え、寝る時間が遅くなったり、ダラダラと口にする時間が長くなったり。
これが唾液分泌や歯のセルフケアの乱れにつながります。

 

乾燥·冷えから守るお口ケアのポイント

①こまめな水分補給
あったか~い飲み物もよいですが、温度が高すぎると口腔粘膜を刺激してしまいます。
人肌~少しぬるめがベスト。
1時間に一度「コップ1杯」の目安で水分をとるように意識してみてください。

②唾液分泌を助ける習慣を取り入れる
・軽く、舌を上あごに当てる
・唇を閉じて鼻呼吸を意識する
ゆっくり「深呼吸+笑顔」で唾液が出やすい状態を。

③暖房・乾燥に負けない保湿ケア
冬は室温1825度の場合、40%~50%程度に調整するのが快適と言われています。
加湿器や濡れタオルを活用して、湿度を保ちましょう。
口の中の違和感·粘つきが出たら、マウスウォッシュ(フッ素入り)などの使用もご検討ください。

年末年始のお口リセットに向けて、大掃除ならぬ口腔お掃除をおすすめします。
歯のクリーニングは勿論、磨き方や方法などお気軽にご相談ください。

小さな乾き冷えを見逃さず、口元の健康を守って、少しでも暖かく笑顔の多い冬を過ごしましょう!

 

 

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